高級志向もここまで突き抜けるか!
「瓶 お~いお茶 玉露」はスーパーやコンビニで販売するにも関わらず、
お値段なんと1本1080円だ!!!
2015年10月末から発売されている
「瓶 お~いお茶 玉露」は、
老舗お茶メーカー伊藤園による渾身の一撃。
定価は1本1000円(税込1080円)で、
その容量は375ml。
スリムなボトルで登場だ。
インターネット上の最安値は、1本あたり550円前後。
とはいえ、
「新幹線の車内で買うホット緑茶よりも高い」そのお値段に
驚きを隠せない。
![]() 伊藤園お〜いお茶玉露375ml瓶12本入 【送料無料】北海道・沖縄以外伊藤園 お〜いお茶 玉露 3… |
なぜ、「瓶 お~いお茶 玉露」はそんなに高いのか?
1本1000円のお茶なんて、
高級お茶屋さんレベルのお値段。
きっと私たちが家で飲んでいる緑茶とは、雲泥の差があるはず。
まずチェックしたいのは「原材料」!
原料茶葉には、国産厳選「玉露」を100%使用。
ここでまず疑問なのは、
「玉露ってイメージでは高級そうだけれど、
結局のところ普通のお茶とどう違うの???」ということだ。
私たちがイメージする普通のお茶とは、名称でいうと「煎茶」(せんちゃ)のこと。
まず大きく分類すると
「緑茶」の中にある種類として
・煎茶
・玉露
・ほうじ茶
がある。
実は、このどれもが
お茶の木自体は同じである。
栽培方法が違うので、味が違ってくるという。
煎茶は、新芽が出てから摘み取るまでの間、ずっと日光を浴びせて育てる。
玉露は、途中で日光を遮って育てる。
光をたっぷり浴びて育つと、健康に良いカテキンの量が増えるが、
カテキンが多いと渋み・苦みが多くなってしまう。
カテキンがたくさん含まれたトクホのお茶を飲むと
「苦いっ!!!」と感じるのはそのせい。
一方、日光を途中でさえぎった玉露は、
カテキンが少ない分、渋みが減り、
そして光合成しないことでうまみ成分・テアニンの割合が高くなる。
お茶の甘みや旨味を感じるのは、この生産工程が理由なのだ。
「瓶 お~いお茶 玉露」は、さらにお茶の抽出工程にもこだわっている
普段、自宅で緑茶をいれるとき、
沸かしたアツアツのお湯を茶葉にざーっとかけてはいないだろうか?
実はこれが、苦みを増やす要因。
茶葉は、かけるお湯の温度が高いほど早く色も味もでるのだが、
不要な雑味までもいっきに抽出されてしまうという。
そこで、伊藤園の「瓶 お~いお茶 玉露」は
20度以下のぬるめの水で、何時間もかけてゆっくりと茶葉の味を抽出。
これにより、うまみ成分だけをじっくり抽出することができるのだという。
「瓶 お~いお茶 玉露」は、期間限定?
1本1080円の超高級お茶だから、
今だけの限定商品なのだろうと思いきや、
実はこちらの商品は「通年販売」。
伊藤園が製造を中止するまでは、
一年中購入することができるのだ!
とはいえ、実際に購入した人の感想は賛否両論。
「確かに、普通のお茶よりはおいしい。が、あくまで”お~いお茶”だな」
「1本1000円か・・・記念に買ってリピートはないな」
というコスパ的なマイナス意見も多い。
しかし、
「おいしい!!!」
「茶葉に甘さがある」
という味に対する高評価な意見もある。
私も「試しに1本くらいは飲んでみたい」そう思ったりする。
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