パチンコのテレビCMや広告が意味不明な理由って?制作現場はつらいよ、の話。

パチンコや競艇、競馬などの遊戯系企業のテレビCMを見て、

「これなに、意味わからん」と思ったことはありませんか?

それには広告業界のあるルールが背景にあるんです。

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広告業界には、ルールが存在する。

「広告」とは、人やモノなどを宣伝するためにあります。

テレビCMやラジオCM、ネット広告、ポスター、看板など媒体は違えど、目的はどれも同じです。

たくさんのユーザーを開拓し、商品を使ってもらうこと。来場してもらうこと。そのために企業は、大金をはたいて広告を行っています。

が、パチンコや競艇、競馬などのギャンブル系の広告ってちょっと変わっていますよね。
JRAは、瑛太さんや有村架純さんら若手俳優を起用し、さわやかなイメージを打ち出し、
「馬たちが走るドラマを楽しもう。感動しよう」というスタイルを貫いています。

競艇に関しては、渡辺直美さんが踊りまくるCMは印象的。最近では、石田純一さんの娘・すみれさんが謎のアクションを披露しています。

「水は大切に」と言い出したのはともかく、競艇のCMなのに「いじめはやめよう」と言い出したり、もはや競艇から離れていっています。

ではなぜ、こんなことになっているのでしょうか?

それは、ギャンブル系にだけ存在する「広告ルール」のせいなんです。

射幸心をあおってはいけない

競馬や競艇、パチンコは、多くの人が「儲けたい」「お金を増やしたい」と思って興じています。

しかし、ギャンブル系の広告には、

人間が持つ「幸運を得たい」という感情(射幸心)をあおってはいけないというルールがあるんです。

広告なのに、あおっちゃいけない。
 
だから、ギャンブル系の広告はみんな爽やかであいまいな表現があふれているのです。

これは制作する側にとって、とても難儀なもの。
かき消せない嘘臭さと、でもいかに動員につなげるかのはざまで苦労します。

いかにインパクトを残せるか、になってくる

広告なのに、宣伝しちゃいけない。
見た人をあおっちゃいけない。

そんなルールがあると、もうあとは「インパクトを与える」しか広告価値がなくなります。

だから、なんとしてでも印象的なCMをつくろうとして、見た人が「なんじゃこれは?」と思うようなものが仕上がるのです。

一昔前は、パチンコ店員がゴミ拾いをしていたりするイメージアップCMがたくさん流れていましたが、ギャンブルとのイメージの乖離によって嘘臭さが増すばかりで、この手法はあまり長続きしませんでした。

イメージアップのCMの方が、制作側としてはまだつくりやすかったんですが、インパクト勝負になると、「なんでも良いからおもしろいものを」と言われてしまうので、選択肢が無限にあって企画がとても決めにくい。

そもそも射幸心をあおっちゃいけないので、使っちゃいけない言葉とか表現がかなり多い。制作泣かせです。

ぜひ一度、ギャンブル系の広告を制作目線で見てみてください☆




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