妊娠中のバドミントンは大丈夫?ダメ?産婦人科医が語るその理由とは

妊婦はバドミントンしてもいい?
流産や早産になる可能性を、
バド経験者の産科医に聞きました

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妊娠中に運動は大切。でも、バドミントンは・・・

妊婦さんがする「運動」は、
ウォーキングをはじめ、
マタニティヨガやマタニティビクスなどが一般的です。

でも妊娠に関する本の中には、
「妊娠前から続けていた運動なら、妊娠中にやっても大丈夫」という表記もあります。

これって、
私はバドミントンをやっても良いってこと?
こけたりしなければ、バドやっても良いのかな?

そう迷ってしまう人もいると思います。
「どの程度なら、OKなんだよ」と考えますよね。

でも、
同じ社会人バドミントンクラブに所属している
産婦人科医の先生に聞くと、
「これは大きな間違い」
だといいます。

妊婦運動バドミントン試合練習基礎打ち

妊娠初期のバドミントンは、胎児の機能形成に負担がかかる

妊娠初期の9週目までは、
お腹に宿った赤ちゃんは胎児ではなく「胎芽」と呼ばれます。

エコーでは人のカタチではなく、
袋に入ったお豆さんのような状態で見えます。

このとき、すでに脳などの各種機能形成は始まっていますが、
初期流産の原因は染色体異常などの
「どうにも防ぎようがない流産」であるため、
何をしたから流産するとかそこまで神経質になる必要はありません。

(事故に遭ったり、病気になったりという類は別問題ですが)

バドミントン妊娠大丈夫やめる

しかし、妊娠4週から7週には
心臓、肝臓、腎臓、脳、胃、脊髄などがすでに形成され始めます。

そして、つわりが始まる10週から12週あたりには、
子宮は握りこぶし2つ分ほどの大きさになっており、
胎児に酸素や栄養を与える胎盤が少しずつ形成されはじめます。

これらの妊娠2カ月~4カ月の間に、
バドミントンを含めて激しい運動をしてしまうと、
各組織の形成に良くない影響がでる可能性はあると
産婦人科医の先生は話してくれました。

妊娠中のバドミントンがダメな理由は、
腕の振りから伝わる振動

バドミントンは、
バックサーブ以外ほぼすべてで「腕を素早く振る」ことになります。

「妊娠中は、腹部に力を入れる動作はダメ」というのは常識ですが、
人間のカラダは全身がつながっているので、
たいていの動きではお腹に多少なりとも力が入ってしまいます。

特に危険なのが、スマッシュのように、
力を込めて上から下に腕を振り下ろす動作です。

ラケットを強く握る→腕や二の腕に力が入る→打つ、
この作業はすべて腹筋に作用します。

クリアー、ドライブ、スマッシュなどで、
常に腹部に力が入ることで、
知らず知らずの間に腹筋が子宮を圧迫し続けることに。

では、ドライブとかアンダーならOKなのか?
という疑問ですが、
ドライブもアンダーも腹筋を刺激することには変わりありません。

産婦人科医の先生は、
「世の中には、絶対安全も絶対危険もないからこそ、
妊娠中のバドミントンはやらないでほしい」
と言っていました。

確かになぁ・・・と納得です。

同じ社会人クラブでプレーしている先生が言うなら、
それはやらない方がいいなと思いました。

妊娠中バドミントンはしてもいい?

一般的には、
出産する日まで赤ちゃんは生まれていないことになっていますが、

赤ちゃんにとってはすでにお腹の中で生まれていて、
お母さんに育てられているわけですから。
 
 

妊娠中期以降のバドミントンは、早産になる可能性あり

胎盤が完成し、つわりもなくなった妊娠中期・後期には、
「運動していないと、太って難産になるよ!」なんて
周囲の人からも本からも脅される時期に入ります。

うちの姉は、
妊娠前36kgだったのに出産前には60kgに激太りしたという
けっこうな記録を持っていますが、
実際に3日間もかかるという難産でした。

ウォーキングやマタニティヨガなど、
身体を動かすにこしたことはないようです。

しかし、ここでもバドミントンはいけません。

妊娠初期と同じく、
腕を振り下ろすという動作はキケンですし、
さらには胎児が大きくなっているので、
自分が思っているよりも足腰に負担がかかっています。

もちろん、子宮やその周辺の臓器にも。

さらには血液量が増えている(血が水っぽくなっている)ので、
脳貧血で突然ふらふらしたり、動悸・息切れにもなります。

脚全体の冷えは、血流の低下を招くので、
早産の危険性も高めます。

自分が思っているよりも、母体は悲鳴を上げています・・・。

赤ちゃんは羊水に浮いているので、
多少の振動は平気ですが、
胎盤は子宮の壁に直接くっついていますから、
剥がれ落ちて大出血、母子ともに死亡ということにもなりかねません。

マタニティバドミントンスポーツ運動

現代は医学の進歩により、
妊娠24週以降で生まれた赤ちゃんで、
体重が500gを超えていれば生存率は50%とも言われています。
(障害がある可能性は90%以上とも)

しかし、赤ちゃんは
35週あたりにならないと「視力」が備わりませんから、
なるべくなら36週までは早産を避けたいところ。

安定期に入ったからといって、
赤ちゃんの成長が終わったわけではないし
むしろこれから成長時期ですから、
妊娠中のバドミントンは避けましょう。
 
 
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