取材のコツは?質問する前に知っておきたいライターの基本

取材時は緊張していますから
慣れるまでは質問するのも一苦労。
そこで今日は取材のコツや
意識する部分を少しだけご紹介します。

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取材とは
インタビューする側も、インタビューされる側も
双方がそれなりに緊張しています。

インタビューコツ

なぜなら人には本来
初めて会う相手を警戒するという
防衛本能があるからです。

相手が信頼できる人物かわからないのに緊張しないというのは
よほど自分の腕っぷしに自信があるか、相手が子供である場合くらいです。

ですが取材を仕事にしていると
「初対面の人が苦手」なんてことは言っていられません。

私も10代の頃は、クラスメイトの前に立って発表するのも苦痛で
なにかイベントがあるたびに
「今日は休んでしまいたい」と思ってきました。

部活では副部長をしていましたが
後輩集団に連絡事項がある際も、
用件だけを言って走り去るような先輩でした。

20代になってから社会人チームで再開した後輩には
「先輩は怖い人だと思っていました」
と言われる始末。

ニコリともせず、用件だけ言って走り去るのですから
良いイメージなど持ってもらえるはずもありません。

ライター生活が9年目にもなると
今では立派な「ビジネス八方美人」になりましたが
決して人見知りを克服できたわけではなく、

取材のオファーに対して
「あぁ、電話で一言かメール質問で済めばいいのに」と思うことも。

ライター取材のコツ話し方聞き方

取材はお仕事。
そうも言ってられません。
取材相手の下調べをして、服装に気を遣い、
痛む胃を引き連れながらも取材先に向かいます。

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まずはじめに
「取材は、闘いである」ということを言っておきます。

こちらが持っている質問に対して
より文章を書きやすい回答をいただき、
なおかつ
読む人が食いついてくれるような回答を引き出さなければ
こちらの負けです。

撮影時に一発本番のカメラマンと違って
ライターは取材の後に文章で仕上がりを調整することはできますが、
素材集めの取材段階で失敗すると
文章力だけで勝負するのは非常に難しくなります。

ですから
「緊張する」とか「苦手」とか言っていられないのです。
そう、これまで500人以上を取材してきましたが
私はいつも必死なのです。

会話術取材ライター

取材のコツ その1
すでに「座る位置」取りから闘いは始まっている。

私の経験上、座る位置は
相手とこちらの心理状態に大きく影響します。

人見知りの人間にとって
初対面の相手と真っ向から向かい合うのは
できれば避けたい。

喫茶店やレストランにおいて
対面でしか取材できない場合をのぞき
私は椅子と机の配置を少々変えてでも
取材時は相手の斜めの位置に座る
ことを実践しています。

ちまたでは「お誕生日席」と言われるポジションが
取材では最適な位置になります。

ライター取材大阪

正面から相手と向き合うと心理的に逃げ場がなくなり、
自然と相手も緊張します。
そして会話の最中に「視線の逃げ場」がなくなってしまいます。

そのため
初対面の相手と心理的圧迫なしに話せる位置は
相手の斜め前となるのです。
 
 

取材のコツ その2
冒頭で「こんな記事を書きたい」と端的に説明する

相手が自分を警戒している理由のひとつは
「取材の目的や何をどうしたいのかが
いまいち理解できていないから」です。

お会いした際に
まずはしっかりと笑顔で挨拶をし、

そして
「今日はこのような媒体で
こんなテーマの記事を書くために
**さんにお時間をいただきました」と
明確に目的を伝えます。

もちろん相手も
ある程度は事前に説明を受けていますが
たいていの人はきちんと理解せずに取材現場に入ります。

ですから
その場でまずはしっかりと
「私はこういうことをしに来ました」と
伝えることで相手の警戒心を解くことが必要です。

そんな当たり前のこと、と思うかもしれませんが
これはかなり重要なことです。

現場に立つと時間がなくて
ついつい本題に入ろうとしてしまいますが
この時間を省略しすぎると
取材対象者が頭を整理できずに
ムダな話や書けない話で時間を浪費してしまいます。
 
 

取材のコツ その3
相手の回答に対して、オウム返しをする

「実は昔はさっぱり仕事ができなくて、おまえはクビだって言われたんだよ~」
「えええ!クビだって言われたんですか~?」

取材相手の話す内容に対して、
末尾の同じことをただ繰り返すという会話法があります。

これは相手の言葉をオウム返しすることで
相手の脳に自分は仲間であると刷り込む方法です。

同じことを繰り返すことで
相手はその話の続きやより深い話がしたくなります。

このとき、話すスピードも相手に合わせる必要があります。

相手がゆっくり話すなら、こちらもゆっくり話す。
相手が早口なら、こちらもテンポアップして話す。

言語を通じて
お互いが同調できる存在である、
味方であると徐々に認識させるのです。
 
 

取材のコツ その4
会話のリアクションは、大げさなくらいがちょうどいい

私たちは人の話を聞くときに
よほど重大な事実や驚きをはらんでいない限り
大きなリアクションをとることはできません。

自分で思っている以上に
人に対して無関心であることもそうですが、

なにより
初対面の相手と強制的に話さなければならない空間では
リアクションは小さくなってしまいます。

ですから取材時のリアクションは
大げさなくらいでちょうどいいと私は感じています。

もちろん、男性の中には
「お笑い芸人じゃないんだから」と思うほど
オーバーリアクションの人もいます。

でもそれはそれで
大げさだなぁと笑いになるので問題ないと思います。

人と話すコツ取材面接

一度でも自分が話す側になったことがあるなら
お分かりになると思いますが
話す側は相手のリアクションが気になります。

ちゃんと聞いている?
わかってくれているの?
おもしろいと思ってくれている?

人は話しながら、無意識に相手の反応を確かめようとします。

そして反応がないと不安になり、次第に消極的になって
最後には話す意欲が失われます。

が、相手の反応がいいと
もっと興味を持たれたい、褒められたい、
と相手の感情の波を起こしたくなります。

積極的に話したくなるのです。
 
 

取材のコツ その5
聞きにくい内容は、あいまいな表現をあえて使う

記事の内容やテーマによっては
聞きにくい質問や失礼なことも聞かなければならないことがあります。

女性に対して年齢を聞くことをためらう場合もあるでしょうし、
「なぜ前の職場を辞めたのか」
「病気がわかったときの気持ち」
「家族との摩擦」
など面と向かって聞くには重い質問は挙げればきりがありません。

でもお仕事ですから、聞かなくてはいけません。

そんなときに使えるのが
あいまいな表現を使うということです。

例えば
「お仕事はどんな関係のことをされていますか?」

「ご家族とのエピソードをお伺いしてもよろしいですか?

普通の会話だと
遠まわしでまどろっこしいと感じますが
取材時には
このあいまいな表現が
言葉の棘をやわらげてくれます。

特に「お伺いしてもよろしいですか?」は
こちらが聞きたいと思っていることも
バレバレなのですが
真っ向勝負を仕掛けづらい雰囲気のときには効果があります。

なぜなら
日本人はよほど嫌がっていない限り
初対面の人間に対してでも
「No!」といえないからです。

できれば聞かれたくないことも
「よろしいですか?」と言われると
「はい」と言ってしまうのが日本人です。

※ただし、嫌がることを聞いたからにはフォローは必要ですし、
その話で取材をしめないことが大前提です。
 
 
改めて確認すると
大したことではありませんが
現場で実践できる人は意外に少ないです。

このほかにも
相手に緊張感を与える「黒い服は着ない」などいろいろありますが
それはまた別の機会に書きたいと思います。
 
 
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