源氏物語あらすじ7~須磨・明石の暮らしで、新しい恋が芽生える~

スキャンダル発覚で
京を離れ須磨へと移り住んだ光源氏。
そこでもまた新しい出会いがあり・・・

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この時代、京から須磨は
まる1日で行ける距離だとか。

光源氏は
紫の上にすべてを託し
須磨へと移り住みます。

さぞ
わびしい暮らしになるだろうと
予想していた光源氏でしたが、
意外にも
風情のある家で
暮らすことになりました。

(決して貧乏なわけではありません)

スキャンダルのきっかけとなった
朱雀帝の正妻・朧月夜は
光源氏の都落ちをかなしく思い、
またそれを察しても
朱雀帝が変わらず寵愛してくれることも
申し訳なく
さらに心苦しく思っていました。

しかし朱雀帝はというと
異母兄弟・光源氏の都落ちを本気で悲しみ、
また
父・桐壺帝が望んだように
ふたりで都を維持していけないことに
申し訳なく思っていました。

(どんだけイイ人なんだ朱雀帝)

一方、ひとり残された
紫の上はというと
気丈にふるまい家を仕切り、
そのおかげで
「お暇をいただきたく・・・」と
言いだして辞める侍女はひとりも出ませんでした。

光源氏は須磨で
琴を弾いたり歌を詠んだり、
最初こそ穏やかに暮らしました。

そんな光源氏に対し
明石入道という男が
もくろみを抱きます。

身分違いだが
自分の娘を光源氏に嫁がせたい、
という考えです。

そこへ
亡き正妻の兄・頭の中将が
(この時は「宰相の中将」になっている)
須磨までやってきます。

右大臣家に冷遇され
もう半ばヤケになり
光源氏と昔を懐かしみにきました。

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そこからおよそ1年が経ち、
春になりました。

須磨を大嵐が襲いました。

また、都も大嵐で混乱しているとのこと。

そんな時に
光源氏の枕もとに
亡き父・桐壺帝が立ちます。
「なぜこんなところにいるのか」
「この浦を去りなさい」
と言います。

ここぞとばかりに
明石入道が
明石へ移りましょうと出てきて
光源氏一行は移住し、
明石入道の邸宅の一棟に住みます。

そして
明石入道は
娘の「明石の君」を
嫁にしてほしいと
それとなく伝えます。

光源氏は
都の紫の上を思うと
そんな気になれない・・・と
思いつつも
だんだん明石の君が気になってきます。

光源氏と明石の君の
手紙のやりとりがはじまります。

源氏物語あらすじ02

その頃、
朱雀帝の枕もとにも
亡き父・桐壺帝が立ちます。

怒りの目で朱雀帝をにらんでいました。

朱雀帝は
光源氏を冷遇したことを
父は怒っているのだと
母の弘徽殿に伝えましたが
そんなわけあるかと一蹴。

しかしその後、
朱雀帝は目を患い、
弘徽殿も病み床にふせり、
右大臣は病死します。

京を離れてから約1年半、
身分が違うと遠慮がちな明石の君と
光源氏がついに結ばれます。

このことを光源氏は
隠してはおけないだろうと
都の紫の上に手紙を書きます。
「はかない夢をこの浦で見た」と・・・。

紫の上は
すべてを察して
一首だけ返歌を詠みます。
恨みごとのひとつも言わずに。

そして年が明け、
朱雀帝は息子に譲位しようと思いますが
自分以外の後ろ盾がないことが気がかりで、
光源氏を京に呼び戻します。

夏には京にもどるように、と。

これにて光源氏の
約2年の隠居生活は終了。

明石の君は
お腹にこどもが宿っていて
離れることをとても悲しみますが
気丈にふるまいます。

光源氏は秋ごろに
紫の上の待つ京に戻りました。
この時、28歳。

これまでのことをすべて話し、
さすがに今度ばかりは
浮気性の光源氏も
紫の上のそばから離れようとしませんでした。

そして光源氏は
父・桐壺帝を弔う式典を盛大に行い、
また
自分を嫌っている弘徽殿のことも丁重に扱い
権力を行使することはありません。

すべてが丸くいくと思われましたが・・・
 
 
続く⇒
源氏物語あらすじ8~光源氏の隠し子・冷泉帝が即位
 
 




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